POEMS症候群の新しい治験
コンテンツはPOEMS症候群(クロウ・フカセ症候群)に関係してるので、夫とは関係ないのですがここに書いておきます。
夫が参加してる治験はサリドマイドの長期投与試験(J-POST10)というもの。
軽く何度か説明してますが、最初の半年は本薬(サリドマイド)と偽薬(プラセボ)投与の2つのグループにわけ、標準治療としてステロイド治療(デキサメタゾン・このblogではデカドロンと書いてます)が上乗せされてまして、サリドマイドとの有効性、プラセボの場合は悪化を防ぐ役割だと思っていただければいいかと。
仮にこの半年の間にプラセボグループの人が悪化した場合は即サリドマイド治療になるとあらかじめ説明を受けてました。
半年後からは全員本薬のサリドマイドを1年間投与することになってます。
そのためこの治験に参加するにはいくつか条件があります。
その中でも最初の半年のランダム試験期間のうち約1か月近く入院、また本薬投与が始まる半年後の1か月近く入院ができることというのがそのいくつかの条件の1つ。
ということで、夫は5月に最初の入院、11月に本薬投与の入院予定になってます。
今回はその治験ではなく、2013年7月から2015年2月までの治験期間で「移植前投与試験」というもの。
今回の治験は移植の前にサリドマイド+デキサメタゾン投与を半年、末梢血幹細胞採取が2~4週間、化学療法・移植という治療になるそうです。
期間としては長期投与試験よりは短いと思うのですが、実際のところはどうなのかな?
本当に先月から始まったばかりなので、明確な治療法がまだ確立されてないPOEMS症候群の今後の治療の1つになっていくのかなぁ?
早く明確な治療法はこれだ!っていうのができるといいのですが。
興味がある方は新しい治験のリンク先を参照ください。
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